囲碁理論分科会
定性的な議論から定量的な議論へのテーマ

囲碁での着手評価おいて、好点や大場、厚みなど手の関しては、活用目的がいまだ未決定な状態であり活用目的が多様であるため、その手に対する定量的な評価ができません。そのため、定量的な評価基準作成のため、必然的な理由が生まれる討議が必要と考えます。

下記のテーマについて研究を提案します。

  1. 序盤、中盤、終盤として手順進行による空間が狭くなる影響と
    その価値感の変遷理由の研究

      序盤、中盤、終盤の言葉の定義
  2. 受ける、反発など戦いが始まる要件として必要条件研究
      打ち込み、消し、反発などの戦いが始まる理由の分析とその価値感の研究
  3. 序盤、中盤、終盤での必然的着手となる成立理由研究
      構想を立てるには、必然的な手順理由が必要になります。その必然理由の研究
  4. 死活問題、手筋問題の成立条件
      死活問題、手筋問題が成立する構成要素に関する研究
  5. 打ち込み空間の成立条件の研究
      打ち込んで地を減らす場合、死活条件と関係した打ち込み空間の関係について研究

などが考えられます。