碁の方程式
100の法則

完全活きの状態への進行

2013/06/14

盤上の石は、広い空間に置かれた、たった一つの石「不安定な活き」の状態から、3つの石が連携した「安定した活き」の状態へと変化し、そして6つ以上の石の強固な連携と眼形しっかりした「完全な活き」の状態となって終局を迎えます。

「完全な活き」の状態に確定する過程では、絶えず石が取られる危険性があり、「完全な活き」の状態になってはじめて、石が取られる危険性は消えます。

また石が取られえる危険性と石の強さとして厚みの関係は、反比例の関係にあり、この手抜きできる大きさ、完全に活きるまでの手数が少なさが、石の厚みの評価値となります。このため、手抜きできる大きさが無限になった状態こそが、「完全な活き」の状態といえます。