空間におかれた石が活きられない状態が確定した時、その石は死んだという結果になります。このような死んだ石の空間は、相手の確定地となり、死んだ石がなくてもい、そこのあなたが新たに石を置いても、生きられないことが確定した空間も相手の確定になります。
このように、相手がたとえ打ってきても、その石が活きられないように、確定地を生成することになります。このことは、活きる条件として最小の空間が必要であるのが碁であり、生きるための空間が狭し、相手の石を難くくさせることが、攻めるという行為であることがわかります。つまり攻められると、石が死ぬ危険性があり、この攻めるという行為をより長く連続させることが、攻める力であるといえます。