勝敗の形勢差は、先手の数と地合いの可能性によって測定されます。地合いが互角であれば、先手の数とその有効性によって形勢差が生まれています。棋力差の大部分は先手後手に関係する部分であるため、死捨石と利き筋などを含めた死活と攻め合い力の知識と読みが、基礎力となり、必然の戦いの連続性での読みが、その効果をさらに高めることになるのです。