囲碁は構築型ゲームである
囲碁は着手進行にともなって、碁盤上に石数増える、構築型のゲームといえます。
したがって、その特性を理解すると、構想をたてることが可能になります。
上達のポイントとしては、
- どのように構想を立てれるかが、最も大切である。
- 自分の立てた構想をいかに実現できるかの方法を見つける。
- 自分にとっての理想図と、その理由を明確にさせる。
- 構想の技術とは、石が取られない技術である。
- 構想の技術とは、地を囲う技術である。
が基本となります。
■ 構築型のゲームの特色
構築型のゲームの特色として、
- 構想の戦いは、自分の理想図と相手の理想図との攻めあいといえます。
- 構想の基本思考の流れは
本地を囲うとする--->邪魔をするが基本になります。 - 石を取るのは、地を囲う構想の補助手段として用いられます。
- 構想を実現するには、邪魔されない工夫が必要になります。
構想を立てるには
- 効率のよい理想図をしっていなければなりません。
- 必然の着手が生まれる場面を作らなければならない。
- 必然の手は、相手の囲うという意識、逃げると意識によって生まれます。
- 連続して打たれることで、より構想の必然価値が大きくなります。
- 次の手は、一手で生まれる地の最大価値の場所を中心に動きます。
- 最大価値の手が、自分側にある時は、地の増加の手となり
相手の側にある時は、地の減少の手となります。