碁盤テキスト

操作説明書

メニュー

碁盤テキストには、
【資料】 1.入力 2.一覧 3.ゲーム
【印刷】 4.入力 5.一覧 6.編集印刷 のメニューがあります。

概要

  1. 「資料入力」…問題や解答を資料データとして登録します
  2. 「資料一覧」…資料データから印刷データに変換コピーします。
  3. 「ゲーム」…資料データで練習することができます。
  4. 「印刷入力」…印刷データを直接登録することができます。
  5. 「印刷一覧」…印刷データから資料データに変換コピーします。
              印刷データを修正して登録できます。
  6. <編集印刷>…印刷データを編集して定型データを登録します。

※ 各ウィンドウのメニューバーには、ジャンプ機能とデータの読込み機能があります。

 

「設定」
碁盤サイズ:7路盤・9路盤・11路盤・13路盤・15路盤・17路盤・19路盤
        資料入力のメニューバーにある“盤サイズ”で選択


ファイルの種類と内容

碁盤テキストには、
資料データ、印刷データ、定型データの3つのデータファイルがあります。

メニューとデータの読み書き一覧
メニュー名 資料データ 印刷データ 定型データ 入力碁盤図 碁研2 ※
資料 資料 入力 R
☆ 資料 一覧 W
印刷 印刷 入力 R
編集印刷
☆ 印刷一覧 W
練習 ゲーム R

R:読み込み W:書き込み ◎:読み書き可

※ 詰碁プロ、布石定石AI(自由ファイル)などもできます。

資料データと印刷データのコピー変換が簡単にできます。
☆印の資料・印刷一覧はを使って行います。


データ入力

入力(資料データ … .GTS)

布石、定石、詰碁、手筋の問題や変化図や形勢図などの入力ができます。
[新規]ボタンで画面を新規入力します。

■ 操作方法

<問題の入力>
  1. 入力モード…[入力]ボタンを押して、入力モードにします。盤上で左クリックすると、黒石、白石かマークが配置できます。
    【設置】 石の選択:[●○] 黒石、白石を交互に打ちます。
    [●] 黒石を打ちます。
    [○] 白石を打ちます。
    【取消し】 手順番号のある石…[後退]ボタン。
    それ以外…右クリックまたは、[後退]ボタンで消します。
  2. コメントモード…[コメント]ボタンを押して、コメントパネルを開きます。
    上段…分類名を入力します。
    中段…見出しのヘッダー(CHコメント)
    下段…本文のメイン(CMコメント)
    [編集]ボタン…それぞれのコメント入力の右側にあるボタンをクリックするとマスターファイルが開きます。
  3. [登録]ボタン…問題データを保存します。
編集ウィンドウ
編集ウィンドウ
<解答の入力>(変化図も同じ)

[解答/変化]ボタンをクリックし、解答のウィンドウを開きます。

  1. 解答手順を入力します。
  2. 結果入力…[結果]ボタン(正解:○、失敗:×、変化:△、参考:□)
  3. コメント入力…解答のコメントを入力します。
    マーク入力…[M]ボタンを押して、abcかイロハのマークの入力ができます。
  4. 登録…[登録]ボタンを押してデータを保存します。

※ メニューバーのマーク表示で碁盤上のマーク表示を選択できます。

印刷入力(印刷データ … .GTI)

印刷データを新規作成したり、資料入力で作成した問題図・解答図を読込み、変更保存することができます。

総合メニューの印刷入力を起動します。(ジャンプ→“入力印刷”)

入力項目

読み込み: 碁盤図の貼り付け
資料入力の碁盤図を貼り付けることができます。入力画面の左上方にある小さな碁盤図をドラッグ&ドロップで「印刷入力」ウィンドウの碁盤上に読み込みます。
碁盤図: 碁盤上をクリックし、棋譜を入力します。
コメント: コメントを入力します。
コウ: コウの手順を登録します。

保存

印刷ファイル(.GTI)に保存するときは、[保存]ボタンをクリックします。
(メニューバーのファイル→“名前をつけて保存”でもできます。)

※ 資料ファイルから印刷ファイルを作成することができます。

◆ 碁盤、コウ、コメントの編集:メニューバーの“編集”をクリックします。
                    碁盤や、コウ、コメントを再編集できます。

印刷出力

[印刷]ボタンを押すと簡易印刷ができます。

コメント欄のデータコピー

  1. メニューから「コメントコピー」をクリックします。
    印刷一覧と資料一覧の両方のウィンドウが開きます。
  2. 資料⇔印刷間でコメント欄のコピーができます。
    資料のコメントパネルをドラッグ&ドロップして印刷のコメントパネルの上で解放すると上書きコピーされます。

「碁盤テキスト」でサンプルテキストを作ってみましょう!

1.サンプルの問題を入力します。

「総合メニュー」の「資料 入力」を選びます。「資料入力」と「編集」画面が開きます。

  1. 「編集」画面の[新規]ボタンをクリックし、画面をクリアにします。
    問題解答
    問題図 解答図
  2. 「資料入力」メニューバーの「盤サイズ」をクリックし、「11路盤」を選びます。
  3. [入力]ボタンを押して、記号パネルを出します。
  4. 黒石・白石を入力します。
  5. 記号パネルの[ABC]ボタンをクリックし、Aの文字を置きます。そのまま続けてBの文字を置きます。([‐]のボタンを押すとAに戻ります)
  6. すべての文字の入力が終わったら、[登録]のボタンを押します。「ファイル名を付けて保存」のウィンドウが開きます。

2.新規フォルダ“sample”を作って、ファイル名を“01”で保存します。

  1. 保存用の新規フォルダを作成します。
    [新しいフォルダの作成]ボタンをクリックすると“新しいフォルダ”が作られます。このフォルダ名を“sample”に変更して、[開く]をクリックします。
  2. ファイル名を“01”と入力して、[保存]ボタンをクリックします。

3.コメントを登録します。

  1. 「編集」画面の[コメント]ボタンを押し、コメントパネルを出します。コメントは見出しのヘッダー(CH)と本文のメイン(CM)の2ヶ所に入れることができます。
  2. CHのコメント欄(中段)をクリックし、“問題 黒先 手筋”と入力します。
  3. CMのコメント欄(下段)をクリックし、“4つと2つの離れている黒石をつなぐ手筋をA、B、Cから選びなさい”と入力します。
  4. 入力が終わったら[登録]ボタンでデータを 01.GTS に上書き保存します。

4.解答を入力します。

  1. 「編集」画面の[解答/変化]ボタンを押し、「解答/変化図」ウィンドウを開きます。
  2. パネル上方の先番表示が黒番になっているかを確認します。(白番の時は、手番表示をクリックし黒番に変更します)
  3. 解答の手順を3手まで碁盤に入力していきます。
  4. 打ち終わったら結果パネル[▼]をクリックし、[○:正解]を選びます。
  5. [編集]ボタンをクリックし、「コメント」ウィンドウを開きます。
  6. 解答用のコメントCH欄に“解答 黒先 手筋”と入力します。
  7. 解答用のコメントCM欄には、“Cが正解です。黒1と打てば、白2に対して黒3でつなぐことができます”と入力し、[OK]ボタンを押します。
  8. すべてが完了したら、[登録]ボタンを押します。
  9. 登録がOKなら解答一覧パネルに、「No.:1A、番:黒、手順:3、種類:○、Co:C」と表示されます。この意味は、解答テーブルの一番目に解答(A)として登録され、黒番、解答手順が3手、正解(○)、コメント付きで登録されたことを表しています。(上下の[▽]ボタンを押すと、2件目の解答が入力できます)
  10. [閉じる]ボタンで「解答/変化図」ウィンドウを閉じます。