碁盤の大きさは正方形で19路の大きさであるため、場所的優位性が生まれています。場所的優位性とは、隅や辺の方が、中央より活き易いという特性や少ない石数で地になりやすいという特性のことです。
形の優位性とは長方形より正方形の方が少ない石数で大きな地をかこことができる特性をいいます。
19路という盤の大きさにでは、活きる石のグループ数に制限が生まれています。おおそは、石の分割は5つが限界で、6つ以上になると、そのいずれかの石が活きられなく死ぬ危険性が生まれます。このため、5つの石のグループの場合には、切断されると石が死ぬ危険性が大きくなります。