囲碁雑感16〜20

囲碁雑感16 Name:TAKE 2002-11-19(TUE) 10:37:24
パソコンのこと
ほんとう!便利なものが出来たものであります。ところが私全くのパソコン音痴
動かなくなったら(固まると言うのでしょうか)さあ大変、完全無欠と思っていたものですから固まるなんと思いもよらなかったのであります。
息子に言わせると「当たり前、その程度のもの、人間が作ったものだから」とのご教託をもらって、ウン動かない?コンセントを引っこ抜いて再起動、結構「ハード」に使っております。
「ソフト」は日進月歩無限の可能性を秘めているようであります。
先日チェスでスパコンと世界チャンピオンが10戦対戦して引き分けになったようですが、まだその程度のものなんて思ったのであります。。だって将棋と違って駒はどんどん無くなっていくから簡単そうですのに、なかなかそうでもないみたい。
それとも人間の頭脳がどれほど高度であるかとの証明なのでしょうか。
なんとなく「ほっと」した次第。
囲碁でも名人と互角に戦えるソフトが出来たら凄いことでしょうが何時になるやら
まだまだ発展して人間の中にどんどん入ってきて便利になるのでしょうが、あくまで人間が動かし、動かされないようにしなければなりません。
「主体は人間であること」を忘れてはいけなんと思うのであります。
 
囲碁雑感17 Name:TAKE 2002-11-19(TUE) 11:33:15
囲碁と将棋1 その起源
こんなことを言うと叱られそうですが、囲碁は高貴の嗜み、将棋は大衆のものという感覚が昔からあります。将棋を馬鹿にしているのではありません。念の為
将棋は路地を入ると縁台で、縁日ではタバコを景品に詰将棋をやっていましたから
それに将棋盤は何処にでもあり誰でも少しは指せましたからほんと身近にあったのですが、囲碁となると、碁盤もすぐには見当たりませんしそれなりの所にしかなかったように思います。
チェスと将棋はよく似ていますが、それもその筈起源はインド、西にいってチェス東に来て将棋となった様です。
将棋は中国を経由して日本に平安時代遣唐使が持ち帰り室町時代に発展、取った駒が使えるようになったのもこの頃だそうです。(戦争をモデルにしましたから)
この事から日本人は改良によってより良い物をつくる能力に長けていますが、全く新しいものを作り出す「創造力」にはちょっと劣るように感じます。
だけど今年はノーベル科学賞に二人も選ばれ、とくにサラリーマンの田中さんは正にシンデレラボーイであります。そうは言うものの外から業績が評価されるなんて全く滑稽で日本の経営者もしっかりしないと行けなのではないでしょうか。
ちょっと横道にそれてしまいました。(つづく)
 
囲碁雑感18 Name:TAKE 2002-11-19(TUE) 12:35:47
囲碁と将棋2 その起源
今の将棋が日本で改良された日本独特のものである為世界選手権などと言うものは
ありません。囲碁に比較するとマイナー(失礼?)なのであります。
だけど羽生名人などは日本チェス協会の4段ですが世界選手権にも出場していてレイテイング(世界共通のレベル)では世界30000人のなかの日本人20人中その2番目にランクされています。時間が少ないのにこれだけ出来るのだから将棋の世界を離れたら世界でも一流の選手になることでしょう。
だけど時間があるからといって上手くなるわけではありません。才能が?ウーン
今年の世界選手権者は若干18歳のウクライナ人ポノマリョフ君であります。
囲碁や将棋のプロの方はもう一方のほうも強くて升田幸三さんなども囲碁ではかなりの打ち手であったように記憶していますが将棋、囲碁、チェスなどの思考形態は非常に良く似ているようであります。
 
囲碁雑感19 Name:TAKE 2002-11-19(TUE) 17:50:15
囲碁と将棋 その起源
囲碁の発祥は4000年の昔中国に始まり、朝鮮半島を経由して日本へ1500年ぐらい前に渡って来たのではないかと推測されていますがはっきりしていません。
中国では「琴棋書画(きんきしょが)」といって君子の嗜みとして「琴」=音楽「棋」=囲碁「書」=書道「画」=絵を習わせたそうであります。帝王学の中に囲碁があったとは嬉しいではありませんか。
日本でも信長、秀吉、家康なども好きだったようでお抱え棋士を持って戦うお城碁もそのころ出来たようです
ここで面白い話 碁盤の裏に小さな窪みがありますね。これはお城碁で負けたとき打ち首になってその上に碁盤を据えるためのものだと教わったのですがそうではなく石を打ち下ろした時よく響くようにとのことだそうですが。どうなのでしょうか
だけど最近世界選手権などで韓国が圧倒的に強いのは何故なのでしょう?
李チャンホの影響?日本人は外国人に弱いという定説が現実?
囲碁人口は日本は徐々に減少、高齢化しているのに、韓国は子供の育成にも力をいれているからますます力が開いていくように思います。
「ヒカルの碁」に頼っているようでは日本の囲碁界も廃っていきますね。
スーパースターの誕生が望まれます。
 
囲碁雑感20 Name:TAKE 2002-12-05(THU) 15:14:43
バランス
世間でよくバランス感覚がよいなどと言いますが、「バランス」と言う言葉は英語でも日本語化した響きのよい言葉です。
いろいろな使い方があるでしょうが囲碁、将棋でも攻めと守りのバランスの良い人は強いと思います。人夫々で責め一辺倒は守勢に回った時は弱いですし、守りに徹すると付け入られることが多くなります。野球やサッカーでも守りを重視しすぎると点がとれないし攻撃型にすると点はとれても取られてしまいます。
人間も肉体と精神のバランスが取れていないと楽しい社会生活が送れません。
健康に留意して活動することは生きていく基礎ですから当然ですが、同時に精神状態を健全に保たねばなりません。
歳を取るに従ってこの点が非常にムツカシイと思います。
どうしても自分本位になってしまって、他人の気持ちが読めない、読む余裕がない、読む努力をしないことになってしまいます。
最近外出すると、女性の人に結構そのような方が多くてわが身の処し方の参考になります。
他人の立場に立って見ることは何事に寄らず大切だと思います。
「健康な肉体に健康な精神が宿る」のではなく「健康な精神に健康な肉体が宿る」ように感じるこの頃であります。