【4.活きる】

絶対に石が取られない状態にすることを活きるといいます
活きる、セキ、欠け目 について学びます。

【活きる】
死活の問題1図のような問題を死活の問題といいます。

<1図>
  問題
  黒先なら.、活きれます。
  白先なら、死にます。
<2図>
  1. 黒1と打つと黒石は「活き」となります。
  2. 「活き」にするには目(A)を2つ作ります。
  3. 「活きる」と絶対に取られない状態となります。
<3図>
  1. 白1と打たれると「死」んだ状態になります。
  2. 目が1つしか作れない状態を「死」といいます。
  3. 死んだ黒石は最後に取り上げられます。


【セキ】
 お互いに先に石を打つと、相手に取られてしまう状態を「セキ」といいます。

<4図>
  黒1と打つとセキになります。
<5図>
  Aに打つと、
  先に打った方の石が取られるので、
  これで中止状態になります。


【欠け目】
 今すぐには打てないが、将来石がアタリの状態となる目を欠け目といいます。

<6図>
  黒1と打つと、白はアタリになっています。
<7図>
  すぐには打てなくても、
  将来アタリとなる目(A)を
  欠け目といいます。