いくら練習問題を解いても、その問題通りの場面が実戦に現れることはほろんどありません。
その場面における自分の構想といものを持って、
- 自分一人で、構想が立てられる。
- 自分一人で。構想ミスが見つけられる。
- 自分一人で、構想ミスの原因解決ができる
この3つがことができるようになることが、さらに進化向上した構想力と正しい読の力が身につく手段なのです。
そのために、構想においては、まず
- 自分で構想を立てること。
- できるだけ、手順の長い構想展開を予想すること。
- 自分で立てた構想の、構想目的における理由をしっかりと意識する。
- 自分の立てた構想通りに手順が進行できるかをチェックする。
- 進行できなかった場合には、その結果が自分にとって有利か不利かを検討する。
- そしてその結果
- 自分にとって有利な場合は、問題なしでそのままで結構です。
- 不利と思った場合には、その失敗の原因を自分が納得できるまで考えるか、他人からアドバイスを受け、2度と失敗しないように練習する。
この6段階のステップが無限上達への基本の思考ステップになりますが、このように、上達における基本は、自分で考え工夫することなのです。
このように、上達の学習意識は
どの手がいい手かのという部分の知識を沢山覚えることではなく、
また、どのような構想が理想的であるのかの知識でもなく、
自分がベストと思う構想をどのようにたてて、どのようにその構想を実現できるかにあるのです。
自分のたてた構想がミスが多いといことは、さして問題ではありません。また自分の構想が理想でなくてもいいのです。まず自分の考えた構想手順の予想と結果が一致できたかが大問題なのです。一致できた時に、その結果として、勝負に勝てたかが問題になるものす。いくら勝負に勝てても、構想と大きく食い違った偶然の結果であれば、棋力の上達にとっては無意味な学習だったということになるのです。このように、構想としての失敗か、「真実の正しさ読み」と、「真実の実力をあなたに与える」くれることになるのです。失敗することは、上達にとって大きなチャンスなのです。そのため、その失敗と気づきのチャンスを自分の構想に生かせるかが上達にとって真のエネルギーになり、このキーワードをいつも意識し、心に照らしながら学習することが重要なのです。
このためには
- 囲碁のおける構想とは何か。
- 構想がなぜ重要なのか。
- 問題学習する場合にも、構想との関連でどのようなこと学んでいるのか。
ということを絶えず意識して、勉強しなければならないのです。