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必然手の生まれる理由

◆ 先手である必然性

先手であるための必然条件は、
「受けないと、次の相手の手によって、石が取られる、地が囲われる、切断されるなどの結果が確定する。そのため受けざるを得ないことにある。必然である比率は、その確定度の強さ、損得の大きさ、拡張度の大きさに正比例する。」

◆ 確定度について

<確定する着手目的>

切断。結合。死活。攻めあい。地を確定。アタリ、ダメズマリ(逃げれる)

<進行と後退の生まれる理由>

空間が狭くなる。石の関連が強くなる。着手目的が限定する。
  1. 誕生し進行する理由
    1. 石の配置による、切断、結合の誕生。
    2. 石全体の死活、攻め合いによる、目的の確定。
    3. 利用空間域の減少による、石の役割目的の限定。
  2. 後退する理由
    1. 見合いなどでの目的の崩壊、死石による盤上からの消失。

◆ 確定度の発展性・可能性

○ 着手目的の達成する方向への変化

新たに誕生し拡張する……………『誕生、拡大』 可能性が増える状態

眼が作れる、地か増える、結合できる、切ったら取られる、
切断できる、囲える、囲いが破れる、など
 

○ 着手目的を阻止する方向への変化

可能性が縮小する…………………空間が狭くなり、役割、可能性がなくなる状態

眼が作れなくなった、生きれなくなった、結合できくなった、切断された
自分の地として囲えなくなった。地を減らせられないなど