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哲学の名言

アナシマンドロス

無限なもの

全ての生れたものは、生れた元の世界への還流(消滅)が必然的に起こっている。
あるものどもにとって生成が…
それからあるところのそのもの(無限のもの)へと消滅がまた必然に従って起こる。

不死不滅

無限なもののみが神である。なぜならそれは、不死であり、不滅であるから。
無限なもは神的なものである。なぜなら、それは、不死であり…不滅であるから。

へラクレイトス

対立的調和結合

一から生まれた万物が、自己自身と反目しつつ、また同時に自己自身と一致するという原理を、人間は誰も理解できていない。
人間どもは、どうして一なる万物が自己自身と反目しつつ、また自己自身と一致するかということを理解していない。

戦い

戦いは万物の父であり、また万物の王である。人間は戦いによって、ある者を神とし、あるものを奴隷とし、ある者を自由人として定める。
戦いは万物の父であり、また万物の王である。そこである者を神として、またある者を人間として示し、あるものを奴隷にし、またある者を自由人にする。

宇宙は永遠であったし、これからも永遠である。その火は絶えることなく燃え続ける。
万物にとって同じこの宇宙は、いかなる神もいかなる人間も造ったものではなく、常にあったし、またいまもあり、そしてこれからもあるだろう。すなわちそれは永遠に生きる火であり、一定の分だけ燃え、一定の分だけ消える。
物と物とが交換される続けるように、火もまた絶えることなく変化し燃え続ける。
万物は火の交換物である。ちょうど部品が黄金の交換物であり、黄金が物品の交換物であるように。

神は、さまざまに変わる。昼と夜、冬と夏、戦争と平和、飽食と飢餓。その時々に放たれる香りによって、その名前はなずけられる。
神、すなわち、昼夜、冬夏、戦争平和、飽食飢餓。さまざまに変わる。ちょうど香がくべられると、それぞれの薫りにしたがって名づけられるように

知恵

知恵は一つ。すなわち万物の間に行きわたりつつ、万物を操る知を知ることである。

パルニメデス

探求の道

一つは「ある」とし、そして「あらぬ事は不可能」とする道。…
また一つは、すなわち「あらぬ」とし、そして「あらぬことは必然」する道。

「ある」とする道の語り

「ある」とする道のかたりのみ この道に はなはだ多くのしるしがある。
すなわち「あるもの」は不完全みしえ不滅であり、
全体にして独り子であり 不揺にしてかつ完全である。

エンペドクレス

二重の次第

あるときは、多から生まれ育って、一のみであろうとし、
あるときは、また一から生まれ分れて、多であろうとする。

すべてのものが集めまると、一方を生んでまた滅ぼし、
すべてのものがふたたび生まれ分れると、他方は養われて、また飛び去るがゆえに
そして これらは永遠に交替して 決して止むことがない。

あるときは 愛によって すべてが一つに集まりつつ、
あるときは 憎の敵意によって それぞれがはなればなれに分れいきつつ、

このように 多から 一が生まれのを習いとし
また 生まれ分れた一から 多がふたた萌え出てくるかぎりは
そのかぎりは これらは生成して これらに永遠する生はない。
だが これらが永遠に交替して 決してやむことがないかぎりは
そのかぎりは これらは循環しつつ つねに不変のままにある。