「サマーディ 予言とのめぐりあい」


ノストラダムス 人類滅亡



 10年前に知った、1999年の人類滅亡という予言は、今の仕事を始める大きなきっかけでもあった。
私はそのとき「もしその年に人類が滅亡するのなら、私は残された時間をどのように使えばいいか」と
考えたのを覚えている。

「ノストラダムスの予言 人類滅亡を生き残る」というテーマのゲームソフトを作ろうと思った。
予言について数多くの資料を持っているHしに頼み、「ノストラダムスに関する資料」を分析することからゲーム作りは始まった。

ノストラダムスは、16世紀のフランスの科学者であり予言者であった。彼の予言集は詩的に書かれているため、その内容は謎めいていて、解釈や翻訳者によっては正反対な結果となることがある。その中で最も有名な予言が、「1999年と7月。恐怖の大王合点より姿を現す…」 の1節である。
彼は、天文学者だったと伝えられるほど、天体の動きには詳しいようだ。

 実際199X年〜200X年の間に「グランドクロス」が起こる。これは、地球を中心にして水・金・月・火・木・土星の惑星が、東西南北の十字の位置に集まることをいう。この十字の位置に惑星が集まったとき、地球に大きな外的力が働き、火山の噴火が起きるのではという説に、誰でも不安を感じる。そしてこのような地球破滅説は、ハレー彗星が地球に近ずく度に、誰かが「これで地球は滅亡する」と唱え、
人々を恐怖のパニックに陥れている。
グランドクロスについて

 しかし、その時がきても今までは何の異常現象も起きていない。地球に対する惑星の影響について科学的な解明は、月をのぞいて、ほとんど解明されていない。これらのことが重なって、ノストラダムスの予言を、より不安めいたものにさせている。

 不安を呼び起こす予言は、当たればともかく、当たらなければこれほど罪多いものはない。
特に一般の人々にとって予言の意味や目的はどうでもよい。その予言が現実に起こるのかどうかが問題である。しかし私には現実に起きるかどうかよりもなぜこのような予言を伝えようとするのか、その事の中に真実の姿が隠されていないのかと考えるようになっていった。



次回予告

「ノストラダムスの予言」を調べてゆく中で、分析好きの私には
気になる事柄がいくつもでてきたのである


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