無限の可能性が生まれる、
囲碁上達方法とは

これらの内容は、入門者からプロまですべての方に必要であり、重要な知識です。

囲碁の上達にとって、構想という考え方の理解は非常に重要であり、その内容がわかると、上達において無限の可能性が生まれることになります。つまりどのような構想をたて、その構想を実現できるかの確率が棋力であるといっても決して過言ではありません。それほど「構想をたてる」また「構想を実現する」ことが難しいゲームであるといえるのです。

しかしその難解さは、そこに法則がなく混沌とした偶然のカオスから、手順の進行が生まれているわけはありません。手順の進行は多くの必然の条件によって制約されています。構想には、「効率性」と「確定性」という2つの囲碁の2大特性による基本条件というものがあり、その条件をより満たす形で構想が立てられ変化 しながら、手順が進行しています。このため、構想という論理を学ぶことが、囲碁の本質を知る究極の学習目的ということができます。